どうも、カツカツです!( ´∀`)
今回はアニメあるあるシリーズ第3弾として、フラグについて3選紹介しようと思います。
そもそもフラグというのは、コンピュータプログラムのIT用語としても使用される言葉ですが、映画や小説などの「伏線」やキャラクターの「行動」など作品の展開におけるお決まりの演出や表現のことを指します。「フラグが立つ」または「フラグ回収」などの言葉もあります。
よく耳にするもしくは何度も目にしたお決まりの展開となった〇〇フラグを以下3点紹介いたします。
1. 死亡フラグ 戦闘中に結婚などの将来を語る人
1つ目は、代表的な「死亡」フラグです。
「俺、この戦いが終わったら、〇〇と結婚するんだ」といったひと言を仲間の一人が述べると、その瞬間に死亡するという現在ではお決まりの展開があります。
戦闘中において自分の将来や夢を語ることはある種のタブーとなり、視聴者側もすぐにでも結末を予想するのではないかと思われます。
また、このフラグはある程度ミーム化されており、様々なメディア作品に活用されています。SFやファンタジーに限らず、ギャグコメディ作品のパロディ要素としても使われていることが多いです。
今ではお決まりの展開として感じられますが、本来は自分の明るい将来や未来を語りつつも、その夢を叶うことなく死んでいくことで、戦いの切なさや虚しさを視聴者に感じさせることを目的としているのだと思われます。
ただあまりにも、このフラグが様々な媒体で活用されているため、「死亡」フラグは今後もフラグの代表格として君臨し続けると思われます。
2. 負けフラグ 戦闘終了間近で勝利を確信したと考えている人
2つ目は「負け」フラグです。
こちらのフラグも有名ですが、「俺の勝ちだ!!」と確信したと考えている人にありがちで、結果としては負けてしまうケースとなるお決まりの展開の一つです。
戦闘している本人だけでなく、周囲の仲間たちや関係者が発言してもこのフラグを発生させる作品は多いと思われます。
これらの発言を聞いた瞬間は「こりゃあ負けてしまうかもな」と死亡フラグと同様にある程度察することができるため、自分の推しキャラが発言した際はちょっぴりガッカリしてしまいます・・・笑
もちろん、必ずしも負けが確定するわけではなくそのまま勝利する展開に持ち込む作品もあるかと思われますが、それでもわざと勝利を確信させる描写をちらつかせるのは、むしろ敗北を示唆するように原作者やアニメ制作スタッフが仕向けているのではないかと思います。
余談ですが、負けフラグに類似した展開の一つとして敵キャラを倒したと思い込んでいる「やったか!?」のシーンはほぼ倒していないもしくは全くダメージを与えられていないため、このシーンが発生した際は、負けフラグにもつながるのではないかと思います。
3. 生存フラグ 奇跡的に生き残った人
3つ目は「生存」フラグです。
1つ目の「死亡」フラグとは反対に、作中で死んだと思わせられたキャラクターが致命傷を避けて運良く生き残っていたりするフラグです。
個人的にこの生存フラグに関して作品にもよりますが、必ずしも生き残った=作品の面白さにつながるかとは言い切れないと思っております。
なぜなら実は生きていましたと発覚した際に、作品自体に対して安易でチープな展開だと読者や視聴者から感想を持たれる可能性があるからです。
これは死生観の捉え方にもよりますが、悔いのない一生を終えることができたキャラクターの生存が確認できた場合、「このキャラが生き残る理由がわからない」、「結局はキャラクター頼りなのかぁ」と残念に思うこともあるのではないかと思います。
もちろんある種のファンサービスのために生き残す展開を用意してくれているとは思いますが、下手に生き残る展開を組み込むのが必ずしも作品の面白さに直結しないのではないかと改めてそう思います。
終わりに
今回は、アニメあるあるシリーズのフラグについて3選紹介しました。
「死亡」フラグ、「負け」フラグ、「生存」フラグは、物語を展開させるための一つのアイディア要素として使用されますが、これらのフラグ要素が作品の魅力・クオリティを上げることもあれば、安易に感じさせてしまうこともあるので、多用するのは難しい要素かもしれません。
今回の記事はこちらで以上となります!
それではまたヽ(;▽;)ノ
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